法隆寺 大講堂 | Daikodo, Horyuji temple
奈良県法隆寺の西院伽藍にある金堂，塔，中門および回廊は日本で最も古い木造建築群で，世界最古の木造建築でもある。
日本の古代の寺院建築が始まった飛鳥時代の形式を今なお残す世界的にも貴重な文化遺産である。
法隆寺西院伽藍では，回廊が塔や金堂を囲み，外の空間と内の空間を区切るように配置されている。
これは，回廊囲まれた空間は，信仰の対象となる仏が配置される聖域として意味を持つためと考えられる。
上の写真に示す大講堂は僧たちが修行する場所であり，7世紀後半においては回廊の外にあったが，平安時代に塔や金堂に面するように改築されている。
現在，法隆寺大講堂の内部には，国宝の「薬師三尊像」および重文の「四天王像」が安置されている。
「法隆寺地域の仏教建造物」1993年UNESCO世界遺産登録
( “Buddhist Monuments in the Horyuji Area” UNESCO World Heritage )
Daikodo, Horyuji temple | Nara, JAPAN
〒636-0115 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1, DMS: 34° 36′ 51.39″ N, 135° 44′ 3.25″ E
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